「年功排除」なんてとんでもない
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株式会社ワイズマン様が運営する介護情報サイト『ケアリポ』に、
弊社代表・神田靖美によるコラム『基礎から解説!賃金制度 第3回』が掲載されました。
今回のテーマは『年功排除」なんてとんでもない』です。
年功賃金は日本特有の制度ではなく、先進国に共通して見られる賃金形態です。
「年功賃金の合理性」は労働経済学の、ほとんどの教科書で言及されています。
年功賃金の合理性は主に五つの説で説明されます。
第一に、若年期に教育投資を行い、後年に回収するとする「インセンティブ説」
第二に、経験とともに稼ぐ力が高まるとする「人的資本説」
第三に、人が適職を見つけることで生産性が高まるとする「適職探し説」
第四に、年齢とともに生活費が増えることに企業が配慮するとする「生計費説」
第五に、人は賃金が徐々に上がる形を好むとする「習慣形成説」です。
年功賃金を否定して中高年を排除すると、企業は若手育成が難しくなり、若者の就職機会も減少します。
近年、賃金の年功性が弱まったのは、年功賃金の崩壊ではなく、定年延長によって賃金上昇のペースが調整されたためです。
年功賃金には依然として経済的合理性があります。
経営者がこれを過度に恐れる必要はありません。
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