人事評価のコンサルティング
人事評価のコンサルティングはMBO(目標管理)を中心に進めます
こんな話があります。
ハーバード大学で、学生100人に対して「今から10年後、あなたはどんな人間になりたいか、どんな仕事をしていたいか」というアンケート調査をしました。
これに対して100人の全員が壮大な夢を語りました。そのうち10人は夢を語るだけではなく、目標を設定して詳細な計画書を作っていました。他の90人は計画を持たず、漫然と夢を抱いているにすぎませんでした。
10年後、彼女・彼ら100人の学生について追跡調査をしたところ、計画を書いていた10人は、調査を受けた100人の全財産の96%を所有していました。(箱田忠昭『人生目標達成の6つのステップ』より)
人事評価のコンサルティングはMBO(目標と自己統制によるマネジメント、通称「目標管理」)を中心に進めます。
毀誉褒貶相半ばするMBOですが、厚生労働省が2013年に行った調査では、中小企業の71パーセントがMBOを実施しています。
ある研究によると、MBOを導入している企業の97パーセントで生産性が向上し、向上率は平均45パーセントでした。財務省が発表する法人企業統計によると、日本企業の労働生産性(労働者1人当たり付加価値額)は2013年度の平均で約690万円ですから、これに当てはめると、1人当たり310万円の価値を追加的に生み出す計算になります。
MBOで一番難しいのは目標を立てることであり、目標設定の中でも一番難しいのは全社目標を立てることです。コンサルティングでは全社目標の設定からお手伝いいたします。
リザルトはクライアント企業様をみな「ハーバードの10人」にしたいと願っています。
MBOのパッケージコンサルティング
代表的な人事評価手法であるMBOの、1年間の運用をサポートいたします。
サポートの流れ
クリックすると詳しい説明がご覧いただけます。
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サポートの内容
1.目標設定
全社目標設定
MBOで一番難しいのが目標設定であり、その中でも一番難しいのが全社目標です。
全社目標は①財務に関連すること、②仕事の進め方に関連すること、③顧客に関連すること、④社員に関連することという4つの領域において、それぞれ少なくとも1つは設定するようにします。
全社目標が決まったら、キックオフミーティングを開いて全社で目標を共有します。
部門目標設定
全社目標を受けて部門目標を設定します。
MBOがMBOであるための条件の一つに「目標の連鎖」があります。これは「全社目標にあることは必ずどこかの部門が引き受け、部門目標にあることは必ず誰か個人が引き受ける。個人目標の総和は必ず部門目標以上になり、部門目標の総和は必ず全社目標以上になる」ということです。部門目標が決まったら「部門目標共有ミーティング」を開き、これと連鎖した目標を各個人に立ててもらいます。
目標設定基準すり合わせ会議
業績を達成率だけで評価しようとすると、できるだけ容易な目標を立てたくなるのが人情です。それではMBOをやることは逆効果にしかなりません。そのようなことにならないよう、目標には難易度を設定します。「業績点=難易度×達成率」です。難易度の設定に不公平が生じないよう、評価者間で「難易度設定のすりあわせミーティング」を開きます。
2.中間運用
3.業績評価
サポートのしかた
MBOにおいては、経営トップの関与が高いケースでは生産性上昇率が56%、逆にトップの関与が低いケースでは生産性上昇率が6%であるという調査結果があります。評価のコンサルティングでは、原則的に代表者の方にクライアント様側の進行役になっていただきます。当社は代表者の方を通してサポートします。
当社は逐次クライアント企業様に出向き、職場単位でサポートします。運用を代行するだけでなく、代表者の方が独力でMBOを進行できるようにご案内いたします。
料金
対象従業員数 | 評価制度のみ | 賃金制度も同時に導入する場合 |
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25人 50人 75人 100人 101人以上 |
950,000円 1,320,000円 1,610,000円 1,860,000円 相談 |
1,187,500円 1,650,000円 2,012,500円 2,325,000円 相談 |
契約期間 |
12か月 |
15か月 |
*訪問に要する交通費と宿泊費は、別途実費をご請求させていただきます。
*上記以外の人数については、お問い合わせください。
*料金は税別です。